2020年10月31日にうはらホールにて開催しましたコンサートで収録された
ミムラシンゴさんの「Sakura」がリリースされました。
所属アーティスト 森 左介が参加しています。
桜を見上げたくなるような、やさしい気持ちになる「Sakura」。
ぜひ、お聴きください。
所属アーティスト 森左介が参加しているミムラシンゴさん、coconoeさんのアルバムです。
心に染み入る楽曲の数々、ぜひお手元に置いてください。
Shingo Mimura 2nd Album『Two Dreams Flew Over A Pain Tree』

- A Moment Of Silence
- Centurie 10:72
- Farewell I
- A Mirage On The Cold Sea
- The Wind Of God
- Loving Gaze
- Memories In The Womb
- Farewell II
- Wavering
- Takarajima
- Two Dreams Flew Over A Pine Tree
前作発表後、コンサートホール、教会や指定重要文化財、プラネタリウムなどを中心にソロ、ストリングスとのアンサンブルによる様々な演奏形態で精力的に公演を行ってきた。
その磨かれたライブ”生(せい)”の感覚は複雑に絡み合う旋律の調和と混沌を優しくも力強く作品へと昇華させている。
薄いシルクを纏うような繊細なタッチの柔らかいピアノ。アップライト&エレクトリックベース、ギターによるドローンは森の奥に草木の香りを含ませながら漂う幻想的な霧のよう。
特筆すべきはチェロのソロからアンサンブルまで様々な形態のストリングスが全11曲中10曲に渡ってクレジットされており、憂いのある作風の中にも重厚、鮮やかかつ気品を感じるシネマティックな作品となっている。
その他にもグラスを弓で鳴らしたり、焚き火やビー玉など様々なマテリアルから精製されたノイズが対比となり楽曲をユニークに引き立てる。
さらに作編曲はもちろん、ストリングス演奏以外の楽器演奏、レコーディングエンジニア、ミックス、マスタリング、アートワークまで全て本人が手掛けており、細部まで真に迫ろうとする拘りが伺える。
美しさと儚さが同居するメロディから繰り広げられる音世界はまるで映像美。
コロナ禍において制作された本作は、世界を包む暗闇の先に確かに存在する無数の希望を予感させる一作となるだろう。
Johann Johannsson、Olafur Arnalds、Max Richter、Dustin O’Halloranファン必聴。
Shingo Mimura website
『Two Dreams Flew Over A Pine Tree』レーベルショップ
Shingo Mimura 1st シングル『A Mirage On The Cold Sea』
Shingo Mimura 2ndシングル『Memories In The Womb』
Shingo Mimura 1st Album 『Heart Sky Door 空のすきまに扉はひらく』

- Heart Sky Door – 空のすきまに扉はひらく
- At 1.5 Knots Over Still Water – 湖水の1.5ノット
- Sarushima Heartbeat – 猿島の心臓
- Shinjuku, A New Day Dawns – 新宿、東の空
- Artless Beauty – 天衣無縫
- Dasha Waits – ダーシャの待ち人
- Tangled Fates – その糸を辿れば
- Museum In The Deep Sea – 深海美術館
- A Short Letter Of Farewell – 短い手紙
- Spirits Of The Bodhi Tree – 菩提樹の精霊
神戸を拠点にプロデュース/作・編曲/ベース・ピアノ演奏/音楽監督などマルチな才能で比類なき世界観を描き続けてきた音楽家・ミムラシンゴ。
本作はその集大成であり自身名義としては初となる荘厳なるフルアルバム。
混沌とした世界における希望と光や、誰しもが心の奥底に持つ純粋で無垢で絶対に立ち入る事の出来ない神聖な魂を楽曲に込めて描いたという本作において、印象的なメロディとスケールの大きなアレンジによる映像的な描写の楽曲制作を特徴とする作者の表現力は、唯一無二の圧倒的な存在感として我々リスナーの耳へと真の音を届けてくれる。それはまるで星が生まれる瞬間であったり、生命が誕生する瞬間であったり、かけがえのない時間の贈り物とでも言うべき至高の喜びに満ち溢れているかのようだ。
ピアノ、ベース、カリンバ、ガットギター、バイオリン、ビオラ、チェロをはじめとした多彩な楽器や声、ノイズ、生活の中にある音や自然の音、それぞれの音の質感、またアレンジ手法を組み合わせる事でより細かで複雑な心理的背景を描き命を吹き込まれた10の魂は、時に夢心地であったり、時にエキゾチックであったり、時に妖艶であったり、時に大きな悲しみを感じたりと、全編に渡り成熟した心洗われる音の結晶となって我々に語りかけてくる。
全曲の日本語タイトルをシンガーで作詞家の高山奈帆子(a.k.a. Carneiro)が担当、そして翻訳家の立花陽一郎とAlison Wattsが日本語の雰囲気や音楽のニュアンスを深く汲み取って英訳した。
Shingo Mimura website
『Heart Sky Door』レーベルショップ
coconoe 1st Album『 或る日のhalo – A Halo of Light One Day 』

- 或る日のhalo – A Halo of Light One Day – 06:58
- 星者の行進 – Universal Beings on Parade – 05:18
- 誰もいないサーカス – Ghost Circus – 04:06
- 神様が宿る木 – Tree for a God – 06:21
- 12ページ – Twelve Pages – 04:49
- 遠く、遠く、遠く – Girl Beneath The North Star – 04:31
- 蜘蛛の糸 – The Spider’s Thread – 05:29
- 猫のレガート – Cat Legato – 06:01
- 天鵞絨の森の奥 – Deep in Velvet Forest – 05:39
いびつで不思議、だけどあたたかなまるみを帯びている。わたしたちの大切な日々と音のカケラをあつめて。誰も知らないアンビエント・ポップアート!
グラスが揺れる、猫が喉を鳴らす、鉛筆が紙を滑る…
ピアノ・ベース・パーカッション・チェロ・アレイムビラ(日本に数台の珍しい楽器)などの生楽器に加え、その音楽を彩るのは、日常の中にある音のカケラたち。ひとつひとつ丁寧に織り込まれた、有機的なそれらの音は、一見シックなアンビエントサウンドに遊び心と生命力を与え、聴く者をワクワクさせてくれる。そして、心なぞる旋律と不思議なハーモニー、生き物の如く転がるリズムとイノセントな歌声、全てが抽象画のように調和していく。
こうして描かれたサウンドと日本語の詞の世界は、優しく、切なく、どこか素朴で、地上に立つ人間の営みと広大な宇宙に存在する「何か」を結んでいるかのよう。